マーケティング:商品・サービスがひとりでに売れ続ける仕組みを作ること。
何を:
商品・サービス
ベネフィット=ニーズ(最低限必要なもの)+ウオンツ(あったらいいね)
ベネフィット=機能的ベネフィット+情緒的ベネフィット
誰に:
対象顧客
どの様に:
提供方法
マーケティングの進化
(1) マーケティング 1.0 製品志向
(2) マーケティング 2.0 消費者志向
・製品自体がもつ機能的価値、製品をもつことで得られる心理的価値(情緒的価値)を提供し、消費者をつなぎとめる。消費者は商品の機能ではなく、商品を所有する経験・商品を使う経験を買う。
・STP
(3) マーケティング 3.0
Brand Identity、Brand Integrity、Brand Image
(4) マーケティング 4.0
ブランドの価値観を共有する。
競争地位別戦略
(1) リーダー
(2) チャレンジャー
攻撃的な戦略
(3) フォロワー
リーダーやチャレンジャーの模倣
(4) ニッチャー
集中化戦略
バランス・スコアカード
(1) 顧客の視点 :新規顧客開拓、顧客利益率など
(2) 財務の視点 : CF, ROA, ROE, 株価など
(3) 業務(内部)プロセスの視点 :新規開発プロセスなど
(4) 組織学習(人材と変革/学習と成長) の視点 :従業員保持など
競争優位のタイプ
(1) コストリーダーシップ戦略
(2) 差別化戦略
(3) 集中戦略
アンゾフの製品・市場マトリックス
現行の製品 | 新製品 | |
現在の市場 |
市場浸透
・既存顧客への売り上げ
・潜在顧客の発掘 |
製品開発
|
新規市場 |
市場開拓
・新店舗 ・海外展開 |
多角化 ①集中的多角化 (バイクメーカーが車) ②垂直的多角化 (メーカーが小売販売) ③水平的多角化 (婦人服メーカーが紳士服) ④集成的多角化 (無関連分野へ進出) |
購入意思決定の消費者行動モデル
1.S-Rモデル
消費者がインプットする刺激と、それに対するレスポンスの過程はブラックボックスだ。
2.S−O−Rモデル
S-Rモデルのブラックボックスは、人間の知覚、学習を通じて解明する手法。
3.消費者情報処理モデル
4.AIO分析
Activities, Interest, Opinion
5.VALS
購買行動における4タイプ (ヘンリー・アサエル)
関与水準 (高) | 関与水準 (低) | |
ブランド間知覚格差(大) |
複雑な購買行動型 ・車などのブランド消費財 ・「認知」→「評価」→「購買」 ・ブランド価値訴求のマーケティング |
バラエティ・シーキング型 ・嗜好品など ・「認知」→「購入」→「評価」 ・ブランドスィッチを防ぐマーケティング |
ブランド間知覚格差(小) |
不協和低減型 ・白物家電などの耐久消費財だが ブランド間の区別は問題にしていない。 ・「購買」→「認知」→「評価」 ・下手な買い物したと後悔させないマーケティング |
習慣購買型 ・日用品 ・「購買」→「認知」→「評価」 ・目につきやすいマーケティング |
バリュー・チェーン
企業活動
主活動 :①購買物流、②製造、③出荷物流、④販売・マーケティング、⑤サービス
支援活動 :①企業インフラ、②人材資源管理、③技術開発、④調達
エスノグラフィック・マーケティング
・社会学や文化人類学の現地民族のフィールド調査の様に、消費者に密着し、文化・習慣を観察する。
・事前に仮説は立てない。消費者に密着し、文化・習慣を観察、インタビューして、仮説を立てる。
・個別の商品の売り込みではなく、消費者の行動を分析する。
https://tech.nikkeibp.co.jp/it/article/JIREI/20090209/324475/
コア・コンピタンス
1. 模倣可能性
2. 移動可能性
3. 代替可能性
4. 希少性
5. 耐久性
市場調査
1. 有意標本抽出法(非確率標本抽出法)
市場調査担当者の主観的判断でサンプルを抽出するため、どの程度客観性があるかの判断が難しい。
(1) 判断標本抽出法
2. 無作為抽出法
3. 系統抽出法(等間隔抽出法)
サンプルに連番を振り、無作為に選んだサンプルを起点にして、あとは一定の間隔(10,000人から100人選ぶなら100番間隔で順番に抽出)で選び出す。
4. 層化抽出法
サンプルの中にいくつかのブループ(性別、国籍、収入など)がある場合、そのグループの大きさに比例したサンプル数を、個々のグループから無作為に抽出する。
分析手法
1. 記述モデル グループ化
(1) クラスター分析
2. 予測モデル
(1) 回帰分析
関係がありそうな2つのデータを散布図に描き、その関係を表す直線を引くことで、データのない部分も予測をできるようにする。
マーチャンダイジングの「5適」
適時:いつ 適切なタイミングで、
適所:どこで 適切な場所で、
適品:何を 適切な商品を
適価:いくらで 適切かな価格で
適量:どのくらい 適切な量を 売る。